証券会社でかかる2つの手数料
●手数料には2つある
証券会社でかかる手数料と名の付くものには2つあります。
まず、株を売買したときにかかる「売買手数料」です。
手数料というと、この「売買手数料」にだけ目がいってしまいがちですが、証券会社の口座にお金を入出金するときにも手数料がかる場合があります。
「振り込み手数料」のようなイメージです。
株を買うためには、まず証券会社の口座に自分が欲しい株を買えるだけのお金が入っていないといけません。この「口座入出金手数料」 、この手数料についても軽視できません。
まずこれから見てみましょう。
●口座入出金手数料
自分の口座(銀行、郵便局など) →(A)→ 証券会社の口座 →(B)→ 自分の口座
「口座入出金手数料」は通常(A)と(B)の両方にかかります。
(A)は入金手数料、(B)は出金手数料です。
インターネット証券会社には当然ですが店舗がありません。ですから、証券会社の口座にお金を入金する場合に、既に自分の持っている銀行や郵便局などの金融機関から振込みを行うという形でお金を入金することになります。
その都度、振り込み手数料が掛かることになります。この手数料が意外とばかになりません。
最低でも105円、高い場合では630円などというお金が入出金の都度かかってしまいます。
この時にチェックするポイントは、各インターネット証券会社が提携している銀行・郵便口座です。
なぜなら、提携の金融機関からの入出金であれば、手数料が無料になる場合があります。
例えば、松井証券の口座に、提携しているジャパンネット銀行の「リンク決済」を利用して振り込めば、手数料無料となりますし、郵貯のWEB連動振替決済サービス(郵便貯金ホームサービス)でも、無料で入金できます。
他にも、三井住友銀行の「One'sダイレクト」、みずほ銀行の「ネット振込決済サービス」でも無料入金が可能です。
また、イー・トレード証券の場合は、みずほ銀行「スーパーデビットサービス」 、スルガ銀行「ネットデビット」 、ジャパンネット銀行の「JNBsmart」 、三井住友銀行「One’sダイレクト」 、郵便貯金「ぱるる振替サービス」 などを利用することで、証券会社への入金を無料で行うことができます。
まずは、これまで利用していた銀行や郵便局の口座を、インターネットでも利用できるようにしましょう。
郵便局のぱるる でしたら、 「郵便貯金ホームサービス」 になりますし、
東京三菱銀行 であれば、 「東京三菱ダイレクト」 になります。
(注:2006年1月より「三菱東京UFJ銀行」となりますが、当面は両方のサービスが併用されるとのことです)
これらのサービスを申し込めば、インターネットで今の口座をそのまま利用することができるようになります。
もし、どこの証券会社を利用しようかと判断に迷っておられる場合は、従来利用している銀行や郵便局の口座をインターネットで利用することで、入出金手数料が無料になる証券会社はどこか、というように考えられたらよいかと思います。
今や銀行の1年定期が0.03%しかありません! 100万円を1年預けて税引き前でたった300円の利息です。
自分のお金を別口座に移動させるだけで、数百円の手数料を掛けるなんて事態はなんとしても避けたいですよね。
●売買手数料
売買手数料については各証券会社はこぞって手数料を引き下げてくれています! 必ず最新の売買手数料を確認しましょう。
ネット上に様々な手数料の比較サイトがありとても充実しています。
どのくらいの頻度でどのくらいの金額を取引したいか、によって有利な手数料体系が違ってきますので、自分の取引したい金額の範囲で有利な手数料体系を組んでいる証券会社はどこか、ということを見ることがポイントです。